Life is Tech! Lesson

オリジナル制作サンプル集

文字がだんだん大きくなるアニメーション
難易度:
プロパティ:animation
関連レッスン:Chapter 1 レッスン 1

できあがりイメージ

つくりかた

Step1
アニメーションをつける要素をHTMLから探す

HTML

<header>
    <h1>Mom’s Bakery</h1>
</header>

このHTMLのh1タグで囲まれているところに対し、CSSを反映させていきます。

Step2
キーフレームでアニメーションの動きを指定する

CSSのファイルに@keyframes を追加します。場所はどこでも大丈夫です。

CSS

@keyframes zoom_in {
  100% {
    transform: scale(1);
  }
}

zoom_in は@keyframesの個別の名前で、自由につけることができます。今回は分かりやすくzoom_in (ズームイン)としました。
transformではどのくらい大きくさせるかを指定することができます。
scale(1)は、小さい状態から CSS で元々設定していたサイズまで大きくさせる設定です。
コピーしたコードをペースト(貼り付け)するか、直接書いてみましょう。

Step3
徐々に大きくさせたい要素のCSSセレクタを探す

CSSのセレクタで h1 を探しましょう。

CSS

h1 {
  color: #ffffee;/* フォントの色 */
  font-size: 90px;/* フォントの大きさ */
  font-family: lobster;/* フォントの種類 */
  text-align: center;/* 文字・画像を中央にそろえる */
  padding: 20px;/* 内側の余白 */
  margin: 30px;/* 外側の余白 */
}

サンプルでは h1 に指定していますが、好きな箇所に反映できます。
分かりやすくするために枠線は削除してあります。
また、header の背景を変更しています。

Step4
h1にアニメーションを追加する

h1の中にanimationとtransformを追加します。

CSS

h1 {
  color: #ffffee;/* フォントの色 */
  font-size: 90px;/* フォントの大きさ */
  font-family: lobster;/* フォントの種類 */
  text-align: center;/* 文字・画像を中央にそろえる */
  padding: 20px;/* 内側の余白 */
  margin: 30px;/* 外側の余白 */
  animation: zoom_in 2s ease-in-out forwards ;
  transform: scale(0.4);
}

animationでは、先ほど指定した @keyframes zoom_in に対して、2秒かけて大きくさせるという指定をしています。時間を変更したい場合は2sの数字を書き換えます。
ease-in-out ではアニメーションの滑らかさを、forwards では動き方(拡大)を指定しています。
transformではどのくらい大きくさせるかを指定しています。scale(0.4) は 0.4 のサイズから大きくさせる設定です。

Step5
コードを書くかコピー&ペーストする

CSS

animation: zoom_in 2s ease-in-out forwards ;
transform: scale(0.4);

コピーしたコードを目的の箇所にペースト(貼り付け)するか、直接書いてみましょう。

Step6
実際の見え方を確認する

Webページを開いたときに、タイトルにだんだん大きくなるアニメーションがついていたら完成です。
ブラウザのリロードボタンをクリックすると確認することができます。